四国一人旅・ソロツーリング 最終日。
行きたかった室戸岬へ行く為、向かった先は宿となる"快活クラブ徳島沖浜店"へ
地下にバイク置き場がにあり、雨風しのげて助かりました。
一晩お世話になり、ありがとうございました。
最終日の出発時刻は5時30分
最終日の目的地は『室戸岬』
ルートは、快活クラブ徳島沖浜店 ⇒ 55号線経由 ⇒ 室戸岬 ⇒ 55号線を戻り高松港 ⇒ 宇野港 ⇒ 2号線経由で帰路へ
休憩なしで12時間 約470㎞のロングコースとなります
出発時点では雨降ってないが、既に空はドンヨリ
天気予報では降水確率90%
雨降る前に、電装部品にビニール袋を掛けて防水処理
見た目ダサくて、焼け石に水ですが・・・
市街地から工場地帯を抜け、
小松島市あたりからポツリ
土佐東街道を走り、峠をいくつも超えて『第23番札所居医王山 無量寿院 薬王寺』までやってきました。
既に本降り
海南付近から室戸岬までは海沿いを走行するので、雨天でも気分的に楽しいエリアに入ります
再び高知県に戻ってきました
東洋町付近までは砂浜があり、少し先になるとゴツゴツ岩に景色が変化していくのも見どころ
激しく降る雨の影響で、壮大な景色が見れないのが残念
でもイイんです。
行く事に価値があるんだから
室戸市の標識が見えた時、ワクワク感が何とも言えません
55号線沿いにある室戸世界ジオパークセンター
室戸ユネスコ世界ジオパーク | ジオパークとは | 日本ジオパークネットワーク (geopark.jp)
写真はないが、海洋深層水研究所なんてのもありました。
見学したいが、優先順位は室戸岬到着する事
雨の中、靄の掛かった麓に何やら白い巨象が現れた
若き日の弘法大師像でした。
ありがたや~~~~~
室戸青年大師像 - 室戸市 ホームページ (city.muroto.kochi.jp)
道路沿いにある標識。
何度もこの場所。
皆さんが写真や動画で公開されてる場所画面で見たわ~~
自分も来れたことに
御厨人窟(みくろど)
平安時代初期に弘法大師・空海が修行をしたという伝説が残るみくろ洞。
当時青年だった弘法大師はこの地で開眼し、洞窟の中から見えた風景が“空と海”だったので「空海」の法名を得たと言われています
内部にも入れるそうですヨ
御蔵洞(御厨人窟:みくろど) | 一般社団法人室戸市観光協会 公式ホームページ (muroto-kankou.com)
目的地到着
展望台デッキに登り撮影
晴れてれば最高の眺めだったのに・・・
良かったのは、私一人だけ
他はだ~~~~~~れも居ないので貸し切りw
独り喜んで撮影してました
幕末の偉人 中岡慎太郎像が建ってました。
ん~~~
顔デカくね
坂本龍馬と共に、薩長同盟を成功させた人物
中岡慎太郎とはどんな人物?簡単に説明【完全版まとめ】 | 歴史上の人物.com (colorfl.net)
四国で行きたかった岬を全制覇
何とも言えないこの達成感
あとは無事に帰宅するのみ、急いで帰路へ
(滞在時間20分)
来た道をそのまま戻ります。
途中、『アッ この電車 例のやん』
阿佐東線海部~甲浦間8.5kmを運行する阿佐海岸鉄道では過疎化が進み、
抜本対策としてDMV(デュアル・モード・ビーグル)という乗り物を開発。
電車(線路)とバス(道路)の両方走行可能となる次世代の乗り物としてニュースでも取り上げられ、ご存じの方も多いのでは
実際に線路を走行している場面に遭遇できてラッキーでした
役所でも「世界が走る町」のスローガン
役所前で給油・コンビニで小休憩して気合注入
ところが室戸岬から約74㎞進んだ所で・・・
ん
エンジンがプスプス・・・
ヤ・ヤバイ
信号待ちと同時にエンジンストール。
再度スタートボタンを押すがエンジン掛からず
こ・・・こんな所で
直ぐ近くにコメリがあったので寄ることに。
時計を見ると時刻は11時10分
店長に事情を説明し、バイク状態を確認
スターターボタンを押すと、最初に発する燃料ポンプ音
ジジジジと音してたのが次第に無くなり
バッテリー弱った
コメリさんで売っていたケーブルを購入し、店長さんの車からジャンプするとエンジンが掛かりました
コメリから自宅まで残り200㎞
とにかく頑張ってくれ
しかしエンジンが掛かっていたのも束の間・・・直ぐにエンジンは停止
アラームランプも点滅・・・
店長は多忙で、既に車を戻し店内へ
ん~~再度エンジン掛けてみたいがお客も居ない。
田舎だから1時間に一人位しか来店しないのよね・・・
待っていると同年代程の男性が車で居られたので、再びジャンプをさせて頂きエンジンが掛かりました。
お礼を言って相手の方が立ち去ると、再びエンジン停止・・・
キーをONにしてもジジジジ音が聞こえない。
何度もキックで始動を試みるが、一向に掛かる気配もない。
エンジンは掛かるが継続しない・・・ガソリン供給異常
知り合いTさんに状態を説明し意見を求めると、
燃料ポンプの始動音がしないって事は電気系統異常。
放置していれば戻ることも無きにしも非ず・・・らしい
しばらく放置しながら自宅の妻に連絡し、保険会社の連絡先を確認。
ファミリーバイク特約でバイク運搬は可能なのかを問い合わせると結果・・・
「近くのバイク屋に連絡して引き取りして貰ってください」とのことでした。
ネットで検索するも近くに引き取り工場は無く、ましてや日曜日の田舎の工場は基本休日が多いとの事。
携帯電話のバッテリーが残り15%
ソーラー充電器に繋いで充電
雨天で充電も出来ない。
踏まれたり蹴られたり・・・
*踏んだり蹴ったりしたら気持ちイイのに言葉逆じゃね
なので私は『踏まれたり蹴られたり』が正解じゃんと思ってます。
どうでもえぇか
八方塞がり
ダメ元で再度知り合いのバイク屋Tさんに連絡し、引き取り可能かどうかと聞いてみた所、
『同業者で手空いてたら行けるかも。電話したるわ』との言葉に少し救いの神様が見え隠れ・・・
電線に止まるツバメを見ながら、コメリ付近で野宿を覚悟しつつ同業者からの返事待ち・・・
同業者から連絡があり、神戸市北区から軽トラックに乗って来てくれるとの返事がありました
「到着に3時間程待っててください」と連絡があり、
『うんうん 3時間でも4時間でも野宿するよりエェから待ってるよ~~~』
店舗閉店時間19時。
店長さんに迎えが来ることを伝え、軒下の明かりがある場所へ移動させて頂き待機しました。
22時 天使の様なオッサンが・・・
ん
オッサンの格好をした天使か
どうでもエェけど、助かった
無事迎えの軽トラックにアドレス号を積み込み帰路へ
私は帰路途中で徳島ラーメンを食べて帰る計画だったので、今朝出発前に味噌汁一杯・途中コンビニでチョコをお腹に入れていただけで超空腹
四国出身のFさんお勧めのお店へ連れて来て頂きラーメンで乾杯
徳島ラーメン 私好みの出汁
メチャ美味いね
満腹+疲労感+安心感=眠気
わざわざ神戸市北区から来てくれたFさんもお疲れだと思いつつ、不覚にも助手席で
ホンマ、すみませんでした
深夜2時 無事バイクを下ろし帰宅することが出来ました。
ホンマ Tさん・Fさん ありがとうございました
結果、最終バイク旅では帰宅できず、徳島県阿南市で途中リタイヤとなりました
とても無念というか残念というか
旅の全コース
◉当初予定は9日間、総走行距離は約2,220㎞予定でしたが・・・
【実行期間:4月14日〜21日 8日間】
【実走行距離:1日目:248㎞ 2日目:196㎞ 3日目:290㎞ 4日目:162㎞ 5日目:269㎞ 6日目:241㎞ 7日目:205㎞ 8日目:208㎞】
【実総走行距離:1,819㎞】
◉4月16日の3日目天候不順により、予定していた右回りから左回りへ急遽変更。
◉4月21日から天候不順が続くとの事で、一日繰上げ室戸岬を最終目的地に変更。
◉行き残した場所は、かずら橋、小便小僧等がある祖谷地区。
結果、徳島県阿南市にてバイクトラブル発生にて一人旅が終了となった。
幸いバイクが止まった場所が峠道でなくホームセンター前であり、
軒下を借りて雨宿りをさせて頂いた店長さんに感謝です
この旅の途中、宿毛市を震源地とする震度6弱の地震に遭遇し、
バイクトラブルでも親族と友人・先輩から心配の連絡が来るなど、
多数ご心配をお掛けし申し訳ありませんでした
~~旅をとおして~~
人間は自然の中で生かされてるという事を再認識。
それは家庭菜園には春夏秋冬に適した野菜があり、種蒔きするタイミングと収穫するタイミングは全て自然環境に合わせている。
しかし近年では異常気象により温暖化が進み、野菜の成育するタイミングがズレてきていると言われている。
四国には大自然が多く残され、山々から見える景色・風景、清らかな四万十川、瀬戸内・太平洋と場所により表情の違う海、宿毛・父母ヶ浜から見た夕日。
どれをとっても自然が人間に影響と感動を与え、人間は自然の中で生かされていると強く感じました。
見た景色を言葉や画像ではなく、その場に行かなければ味わえない体感・体験が今後の自分に活用できればと思います。
また四国の川や道路脇にゴミが非常に少ない=美化意識が高いと感じられました。
下灘駅や四万十川の清掃活動をボランティアされている姿を見ると有難く、一人一人が当たり前の事を普通にできる世の中であって欲しいと願います。
かっこええ事は書かれへんけど、体感した事から感動を得、この環境は維持せないけないと感じた一人旅でした。
まだまだ行けてない個所も多くあるが、初めての四国有名個所は行けた感じです。
今回の一人旅では、家族・親戚・友人からの応援もあり達成出来た事に感謝です。
終わり
バイク修理しなくっちゃ
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