出会い
窓は切り取られた空間だろうか
詩というものがなかったとき
それはたしかにある遮り
ある息抜き
風と雨がしみてくる
幾何学的な隙間
しかし窓は今 君と僕との
光る通路
生活の接点
君の広い囁き
私の憧れの眼
まだ生まれてこない
無言の風のふるさと
散歩道
窓の顔の中には
その家の街路への挨拶があり
そばを通ると 窓に
住んでいる人の心が写る
一つひとつの窓を訪れてみたいのは
街路樹だけではないだろう
たとえ カーテンがとざされていても
私はそこに明日かおるのを感じてしまう
窓は切り取られた空間だろうか
詩というものがなかったとき
それはたしかにある遮り
ある息抜き
風と雨がしみてくる
幾何学的な隙間
しかし窓は今 君と僕との
光る通路
生活の接点
君の広い囁き
私の憧れの眼
まだ生まれてこない
無言の風のふるさと
散歩道
窓の顔の中には
その家の街路への挨拶があり
そばを通ると 窓に
住んでいる人の心が写る
一つひとつの窓を訪れてみたいのは
街路樹だけではないだろう
たとえ カーテンがとざされていても
私はそこに明日かおるのを感じてしまう