河馬は河馬の巣で、全く自由に過ごしている。
ヘルパーさん以外誰も訪ねてくる人はいないし、新聞など取っていないからいろんな集金人等も来ないから、訪ねてくる人はいない。
夏など一糸まとわぬスッポンポンで部屋の中にいる。
ただひとり、訪ねてくる人の例外は、タクシー運転手ねテクシー氏だ。
彼はもう定年退職し、アルバイトでタクシーに乗っている。
彼は自ら借金大魔王と名乗り闇金からや、会社から、友人からも借金したおしている。
喫茶店にも付けがあるし、居酒屋にも付けが貯まっている。
テクシー氏はアル中である。アル中も病気だから治療したら、と勧めるが、病院代が無いと応じない。
朝から酒を食み、仕事を連続して10日以上休む事はしょっちゅうだ。
だから、いつも金が無い、金が無い、と言っては借金している。
労働者としての自覚と規律に欠ける。
朝から酒を飲むとタクシー乗務前のアルコール検査に引っ掛かり乗務出来ない。雨が降っても仕事を休む。
また酒のんで1日暮らす。
河馬はそんな悪友と25年以上も付き合っている。
悪縁である。
ちょうど元嫁さんと子どもたちを河馬のテリトリーから大和の国へ追い払った以降友達になった。 気ちがい河馬も寂しくあったのだろう。
付き合い初めは酒の縁である。 その頃はテクシー氏も今ほど酒にのめり込んでいなかった。
河馬も働いていて、酒を奢ったり、奢られたりして、良い関係だった。
テクシー氏も嫁さんに、逃げられていた。 同じ傷もの同士寂しさをなぐさめあっていたのだろうか。いやそれに違い無い。
もうひとり友達がいた。前にも紹介した。 大和川の自然堤防上(国有地)に一戸建ての豪邸を立てて、今は年金暮らししている河馬の鉄ちゃんと3人で、友達同士だった。
河馬の鉄ちゃんとは気ちがい河馬も今も仲良しだが、鉄ちゃんも嫁さんに逃げられて、元嫁さんと子どもたちとは音信不通で、寂しく暮らしている。河馬の鉄ちゃんは嫁さんに逃げられてから、営んでいた小さな喫茶店をたたみ、勤めに出るようになった。
3人はセットで良い友達だったが、テクシー氏は金銭トラブルを河馬の鉄ちゃんとの間におこし、縁を切られてしまった。
河馬は今のところ両方と付き合っている。
しかし最近、テクシー氏と縁を切ってしまおうか、と思うようになった。河馬の鉄ちゃんはとっくにテクシー氏と縁を切っている。曰く「テクシーと付き合っているとこちらが損ばかりする。」本当に気ちがい河馬もそう思うようになった。
しかし、JR某駅前で、テクシーと縁を切ってしまうと、病院以外での友達は河馬の鉄ちゃんだけになってしまう。
病院には患者の友達はいっぱいいる。しかしみんな薬を飲んでいるから、酒の席で遊ぶような友達はいない。
気ちがい河馬もこの頃めっきり酒に弱くなって、駅前のアットホームな韓国風居酒屋「アガシ」の店には、月2~3回しか行かなくなった。以前は毎日通っていたが今はほとんど酒を止めたと言って良いくらいだ。
酔っぱらい+気ちがいの状態では、仔河馬の娘や孫河馬に合わせる顔がない。
地元の町の同年輩だった友人はほとんど家を建てて町を出て行ったし、元もと気ちがい河馬は一回り上の世代の人と付き合っていて、そういう親しい人々は亡くなったか、病院か老人ホームへ行ってしまった。
だから気ちがい河馬は寂しい。
つい先日も50年近く付き合いのあったワッタンおっちゃん82歳が近くの老人ホームへ入った。 肺気腫で病院へ1年ほど入院していたが゛10数回血を吐いて、医者から見放され、近くの老人ホームで酸素を吸いながら、生活している。
本人の話では、余命半年か長くて1年と医者から宣告されたと言う。
気ちがい河馬の父親河馬94歳から比べたたら、まだ若い。
ワッタンのおっちゃんの入居している老人ホームは河馬自宅からほんの5分ほどの近くだから、退院してから三度見舞いに行って、なけなしの金、5千円包んだ。
話をテクシー氏に戻そう。彼は金が無くなると、ノンアルコールビールを1本土産に持って、自分用には酎ハイ3本とワンカップを持って河馬のダイニングのソファーにどっかり居座って酔いつぶれるまで飲み、河馬のベッドで寝て泊まって行く。
迷惑千万なことだ、河馬は仕方がないからダイニングのフロアーで毛布をかぶってねる。冬なんかフロアーの上はさすがに寒い。
テクシー氏が河馬の巣に来るのは店で飲むより安くつくからだ。おまけに深夜「腹減ったラーメン作ってくれ」などと要求する、アホらしいことこの上無い。
最近は金まで貸せと言うようになった。
いくら優しい河馬と言えど、もう許せない。
河馬の鉄ちゃん同様断固テクシー氏と縁を切る。
ヘルパーさん以外誰も訪ねてくる人はいないし、新聞など取っていないからいろんな集金人等も来ないから、訪ねてくる人はいない。
夏など一糸まとわぬスッポンポンで部屋の中にいる。
ただひとり、訪ねてくる人の例外は、タクシー運転手ねテクシー氏だ。
彼はもう定年退職し、アルバイトでタクシーに乗っている。
彼は自ら借金大魔王と名乗り闇金からや、会社から、友人からも借金したおしている。
喫茶店にも付けがあるし、居酒屋にも付けが貯まっている。
テクシー氏はアル中である。アル中も病気だから治療したら、と勧めるが、病院代が無いと応じない。
朝から酒を食み、仕事を連続して10日以上休む事はしょっちゅうだ。
だから、いつも金が無い、金が無い、と言っては借金している。
労働者としての自覚と規律に欠ける。
朝から酒を飲むとタクシー乗務前のアルコール検査に引っ掛かり乗務出来ない。雨が降っても仕事を休む。
また酒のんで1日暮らす。
河馬はそんな悪友と25年以上も付き合っている。
悪縁である。
ちょうど元嫁さんと子どもたちを河馬のテリトリーから大和の国へ追い払った以降友達になった。 気ちがい河馬も寂しくあったのだろう。
付き合い初めは酒の縁である。 その頃はテクシー氏も今ほど酒にのめり込んでいなかった。
河馬も働いていて、酒を奢ったり、奢られたりして、良い関係だった。
テクシー氏も嫁さんに、逃げられていた。 同じ傷もの同士寂しさをなぐさめあっていたのだろうか。いやそれに違い無い。
もうひとり友達がいた。前にも紹介した。 大和川の自然堤防上(国有地)に一戸建ての豪邸を立てて、今は年金暮らししている河馬の鉄ちゃんと3人で、友達同士だった。
河馬の鉄ちゃんとは気ちがい河馬も今も仲良しだが、鉄ちゃんも嫁さんに逃げられて、元嫁さんと子どもたちとは音信不通で、寂しく暮らしている。河馬の鉄ちゃんは嫁さんに逃げられてから、営んでいた小さな喫茶店をたたみ、勤めに出るようになった。
3人はセットで良い友達だったが、テクシー氏は金銭トラブルを河馬の鉄ちゃんとの間におこし、縁を切られてしまった。
河馬は今のところ両方と付き合っている。
しかし最近、テクシー氏と縁を切ってしまおうか、と思うようになった。河馬の鉄ちゃんはとっくにテクシー氏と縁を切っている。曰く「テクシーと付き合っているとこちらが損ばかりする。」本当に気ちがい河馬もそう思うようになった。
しかし、JR某駅前で、テクシーと縁を切ってしまうと、病院以外での友達は河馬の鉄ちゃんだけになってしまう。
病院には患者の友達はいっぱいいる。しかしみんな薬を飲んでいるから、酒の席で遊ぶような友達はいない。
気ちがい河馬もこの頃めっきり酒に弱くなって、駅前のアットホームな韓国風居酒屋「アガシ」の店には、月2~3回しか行かなくなった。以前は毎日通っていたが今はほとんど酒を止めたと言って良いくらいだ。
酔っぱらい+気ちがいの状態では、仔河馬の娘や孫河馬に合わせる顔がない。
地元の町の同年輩だった友人はほとんど家を建てて町を出て行ったし、元もと気ちがい河馬は一回り上の世代の人と付き合っていて、そういう親しい人々は亡くなったか、病院か老人ホームへ行ってしまった。
だから気ちがい河馬は寂しい。
つい先日も50年近く付き合いのあったワッタンおっちゃん82歳が近くの老人ホームへ入った。 肺気腫で病院へ1年ほど入院していたが゛10数回血を吐いて、医者から見放され、近くの老人ホームで酸素を吸いながら、生活している。
本人の話では、余命半年か長くて1年と医者から宣告されたと言う。
気ちがい河馬の父親河馬94歳から比べたたら、まだ若い。
ワッタンのおっちゃんの入居している老人ホームは河馬自宅からほんの5分ほどの近くだから、退院してから三度見舞いに行って、なけなしの金、5千円包んだ。
話をテクシー氏に戻そう。彼は金が無くなると、ノンアルコールビールを1本土産に持って、自分用には酎ハイ3本とワンカップを持って河馬のダイニングのソファーにどっかり居座って酔いつぶれるまで飲み、河馬のベッドで寝て泊まって行く。
迷惑千万なことだ、河馬は仕方がないからダイニングのフロアーで毛布をかぶってねる。冬なんかフロアーの上はさすがに寒い。
テクシー氏が河馬の巣に来るのは店で飲むより安くつくからだ。おまけに深夜「腹減ったラーメン作ってくれ」などと要求する、アホらしいことこの上無い。
最近は金まで貸せと言うようになった。
いくら優しい河馬と言えど、もう許せない。
河馬の鉄ちゃん同様断固テクシー氏と縁を切る。
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