青春時代にグアムにパンナムのボーイング707で、ヨーロッパにJALのダグラスDC8で旅した。プロペラと別れ、初代ジェット旅客機の英国コメットの後継のアメリカ産。
燃料を多く積めないのでアンカレッジに給油に立ち寄り、北極点を通過して欧州を目指す。
機長・副操縦士の他に機関士、航法士が乗務し、騒音を撒き散らし、乱気流に踊り、4個のジェットで100人程度を運んだ。
2人のクルー、2つのターボファン。静かで揺れない低運賃の現代飛行機。不安で恐怖症になる。パンナムは消滅、JALは経営破綻。
五月蝿く浪費家の老人とDC8は40年間の過酷な労働を終え社会から追放される。