5時に目が覚めた。
起きなきゃいけない時間まで寝る。
アラームが鳴った瞬間、いつも以上に残念な気持ちだった。
大好きなお店でご飯を食べる瞬間だったのだ。
かしわの唐揚げ、炊き込みご飯、牛乳を食べる。
そして、炊き込みご飯でおにぎりを作る。
日課・・・
胸元がちょっとだけフリルなブラウス。
あらー、お嬢さん?
地元駅から、遠足の小学生と同じ電車に乗り合わせた。
空いている座席のほとんどを埋めたガキンチョたち。
引率の先生は何も言わんねんなぁ。
騒ごうが、暴れようが、放置。
動物園のライオンの方がよっぽど大人しいと感じた。
ふらふらと歩く。
公園で歌謡曲を聴きながら歌っているおじさんがいた。
知っている曲だったので、通り過ぎながら小声で歌っていたアタクシ。
コンビニで仕入れたカフェオレを飲みながら午前中を乗り切る。
遅めに始まったお昼休憩・・・
おにぎり、うまうま。
午後はお客さんの長居の影響でお手洗いを我慢することに。
かなりの作業をこなして定時で終了。
帰宅途中で寄り道。
時間が間に合わず日を改めることに。
夕飯は、豚カツ、キャベツ、海老と空豆とコーンのかき揚、白菜の漬物。
<今朝の話>
おかんは肉類の一切を食べることができない。
アレルギーではなく単なる好き嫌い。
なので、おかんが作るおかずには肉類が入っていない。
炊き込みご飯も然り。
一般的にはこんにゃくやかしわが入っている。
おかんはこんにゃくもダメなのね。
代わりに入っているのが薄揚げ。
今回の炊き込みご飯には久しぶりに薄揚げが入っていた。
炊飯器を開けたときに立ち上る香りで懐かしいと感じたアタクシ。
口一杯に頬張ってしまった。
懐かしさがこみ上げてきた。
おかんと離れて生活したのは、小学校入学前に入院していた2週間だけ。
ずっと一緒に居る。
なのに、おかんを懐かしく感じた。
何でやろ?
それと同時に、アタクシの味って何やろか?とも思った。
感傷に浸りながら炊き込みご飯を食べているアタクシの横で「あー、トイレ、トイレ」って。
おかん、オモロ過ぎ。