食事中に晴嵐亭の亭主が、晴嵐亭のことをいろいろ説明してくれました。
みんなは食べながら聞いていましたが、タケホープは何故か食べずに聞いていました。
晴嵐亭は、今年の5月末に亡くなられた作家の杉本苑子さんが、気に入られてここでよく執筆されていたそうです。現亭主のお父さんと交流があって手紙のやりとりをされていたそうです。
あと、幕末の桂小五郎も泊まっていたそうです。
その時、タケホープの少ない記憶で、「逃げの小五郎ですね」とたぶん亭主に言ったと思います。
食事を終えて、館内の展示物を写真に撮らせてもらいました。(勝手に撮っただけですけど)
杉本苑子さんが執筆した作品で何か読んでいないか、今日調べてみました。
江戸中期に木曽三川の治水工事を手掛けた薩摩藩士の苦衷を描いた「孤愁の岸」を読んでいました。
直木賞を取られた、素晴らしい作品でした。
武器を持たない幕府との戦いで、薩摩藩士は工事での犠牲者と、多大な出費を出しています。
その時の幕府への恨みが、倒幕に傾いたとの説もあるようです。
泊まっている2階に、上がります。
あっ、欠けていますよっ!
外湯に送っていってもらうため、玄関に来ました。
5番目の外湯へ、送ってもらいました。
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