「完全なるチェックメイト」 エドワード ズウィック監督 米 ☓☓
冷戦時代、第三次世界大戦とも評されたチェスの王者決定戦に挑む天才ボビー フィッシャーの物語です。
IQ187を誇り、15歳でチェスの最年少グランドマスターとなったボビー(トビー マグワイア)は、一方で「モーツァルト並の変人」としても知られていました。彼の目的は世界一になることで、そのためにはソ連のボリス スパスキー(リーヴ シュレイバー)に勝たなければなりませんでした。1972年、アイルランドのレイキャビックでふたりの対決が始まります。その対決にはそれぞれの政府の高官も応援のメッセージを送るほどで、それぞれが負けるわけにはいかない国の威信をかけての対局でした。
邦題ではチェス用語が使われていますが、内容は人間ドラマでチェスのルールを知らなくても楽しめます。集中力を維持するために精神が苛まれていくようすが痛々しく描かれていました。
タバコは、ボビーのマネージャーでいつもそばにいる弁護士が度々喫煙していました。(☓☓)