「アニー」 ウィル グラック監督 米 ◯ ⭐︎⭐︎
ブロードウェイミュージカルとしても有名な作品の映画版です。
4歳で捨てられたアニーが、孤独な資産家と出会いその天性の明るさと賢さで周囲の人々を変えてしまう物語です。
金曜日の夜になると捨てられていたレストランで両親が迎えに来るのを待っているアニー(クワヴェンジャネ ウォレス)は近所の人気者です。でも、家に帰ると酒に溺れた里親(キャメロン ディアス)が待っていました。里子たちはいつもお腹を空かせていましたが、それでも夢を語ることで楽しく過ごしていました。夏休みに入った頃アニーは車に轢かれそうになり、市長選に立候補している大富豪スタックス(ジェイミー フォックス)に助けられます。その画像が拡散し選挙戦で劣勢だったポイントがアップしていくのでした。選挙参謀はアニーを選挙戦に利用しようと企み、里子として同居を始めるのでした。子供が苦手でいつも殺菌剤を手放せなかったスタックスがアニーと過ごすことで心を開いていくのでした。そんな時アニーを捨てた両親が突然現れるのですが・・・。
アニー役のクワヴェンジャネ ウォレスが歌にダンスに大活躍です。また、里親役のキャメロン ディアスが三枚目の汚れ役を怪演していました。(⭐︎)
タバコは、なし。無煙です。アメリカに無煙映画大賞があったら作品賞間違いなし。家族で安心して観られる秀作です。(⭐︎)「タバコ産業の援助は受けていません。」のテロップもありました。