緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

体育の日に「運動器の10年・骨と関節の日」を考える。

2006年10月09日 22時11分26秒 | 健康な心身・安全対策・sports・医学

10月9日(月・祝)体育の日

 胡錦濤国家主席と会談する安倍総理の写真が新聞紙上に掲載され、

外交の懸案の解決の第一歩が踏み出され、奥様のファーストレディーぶりも

話題になっていました。(残念なことに、北朝鮮は、本日、核実験を実施と発表)

 その記事の直ぐ下に『子供の体力低く~朝食抜き・TV長時間』

という囲み記事が、今朝の新聞にありました。

昨日、8日、文部科学省は、朝食を食べなかったり、

テレビを見る時間が長かったりする子は、体力が相対的に低いと公表。

2005年度「体力・運動能力調査」結果では、また、小中高生の体力は

1985年をピークに低下傾向が続いて、今回もこの傾向に歯止めが

かからなかったと6才から79才の男女計約7万4000人の男女を対象に実施。

特に、6才から17才の間に着目し、持久力を測る『20メートルシャトルラン

の結果について、生活習慣との関連を分析。

その結果、朝食を毎日食べる子供の記録は、食べない子の記録を

すべての年齢で上回った。

テレビを3時間以上見る子どもと3時間未満しか見ない子供を比較すると、

8歳以上のすべての年齢で、3時間以上見る子供の記録が、男女共に悪かった。

一方、小中高生の体力低下傾向は続いている。

例えば、小6では、50メートル走の平均タイムが男子は8.95秒、

女子は9.20秒で、20年前と比較して0.20秒遅くなっていた。

確かに、日本人の運動量は、減っている。

私も、近くの買い物でも、つい車で行くことが多い。…反省です。

2000年、厚生労働省が、『健康日本21』をかけ声に

健康作りの国民運動を開始しました。

当時20才以上のおとなが、1日に歩いている歩数は、男女共に約8200歩前後

でしたが、10年後の2010年には、男性は9200歩女性は8300歩

を目指して、『健康日本21』が進められて来ました。

ところが、2005年の中間報告では、男性は約7500歩・女性は約6400歩と、大幅に後退して、『あるかない』から『歩けなくなる』、『歩けなくなる』から『歩きたくない』。この悪循環が、ここ数年の現実です。

この問題は、大人だけではなく、小学生も朝礼中に立っていられないし、中高生も、「ジベタリアン」といわれるように、道端でも乗り物の中でも座り込む姿がよく見受けられ、これは、行儀の問題と言うよりも、運動器(肩・肘・手、手指・足、足指・膝・股・骨盤・椎間板・腰椎・胸椎・頸椎・脊髄)の機能の低下や基礎体力の低下を示すのであり、「運動器障害」と言っていいほどひどくなっている…と毎日新聞社が出版している『毎日らいふ200611月号』p21に記載されている。

子どもたちが、真っ直ぐ立っていられるためには、背筋力がどのくらい有るかが問題ですが、年々低下の一途を辿り、今の17才の男子は40年前の11才とほぼ同程度にまで低下していた。

このような「運動器(肩・肘・手、手指・足、足指・膝・股・骨盤・椎間板・腰椎・胸椎・頸椎・脊髄)の健康」をめぐる問題は、2000年から『運動器の10年』世界運動として、取り組みが始まり、日本でも運動器の健康に関わる学会やスポーツ団体が参加して『運動器の10年』日本委員会を結成した。

それで、10月8日を『運動器の10年・骨と関節の日』として、

10月8日から14日までの1週間を『運動器週間』として、子供からおとなまでの運動器の健康作りを応援しています。

今や、長寿世界一の日本人の平均寿命は、男性が78才、女性が85才。

でも、寝たきりで介護や支援を受けずに生活できる「健康寿命」は、それぞれ6~8才も短くなります。

そこで、『運動器の10年』日本委員会は、運動器の健康作りを達成するために、様々な活動に取り組んでいます。

あなたも、「めざせ健康寿命90才」をかけ声に、一歩一歩、運動器の健康作りを進めてみませんか?

生活習慣病メタボリックシンドロームが気になる人や、運動不足の解消は繰り返し言われてきましたが、「運動器(肩・肘・手、手指・足、足指・膝・股・骨盤・椎間板・腰椎・胸椎・頸椎・脊髄)」の不調については、やっと、最近になって目を向けられ語られるようになってきました。

人間の身体は、「運動器の健康」に支えられています。

使っていないと、衰えてしまう「運動器」

でも、無理して鍛えすぎると、壊れてしまう「運動器」です。

第一回「コツコツ(骨骨)ウォーク」が、東京。大阪・福島市で開催されました。

何より、ウォーキングは、

「運動器の健康作りと生活習慣病対策」が出来る点で、一石二鳥。

つまずきやすくなったり、ふらついたり、転びやすい…『運動器不安定症』というのだそうです。今年、4月に新たに加わった新しい病名です。診断のために整形外科では、「開眼片脚起立時間」や「Timed up and go test」が考案されています。

寝たきりや、介護が必要になる大きな原因の骨折や転倒を防止するための手だてとして、運動器の役割が見直されて来たことが背景にあり、簡単な防止の為の運動器リハビリテーション フラミンゴ療法もあります。

ビーチボールをふくらませたり、息を吹き込んで音を奏でる楽器演奏も肺活量の低下を防止し腹筋を鍛えます。歌を歌うのも有効でしょうね。

「タオルギャザー」でタオルの上に置いたおもりを足の指だけでたぐり寄せる運動、これは「足底筋」を鍛えるのに有効で、歩く前に行うと特にダイエット効果もあり、血行促進にも非常に有効だそうです。青竹踏みも同じ効果だそうです。

4年後、2010年には、『運動器の10年』の成果がどのようなかたちで出てくるのかが問題ですね~

今日午後、集まった東筑高校時代の同期生約60人は、皆、一見したところ元気に見えたが、私たち団塊の世代も、還暦を迎える頃になります。中には、年より老け込んで10才ぐらい先輩か?と見える方々も、…そしてグーンと若く見える人もいる。

若く見える人は、それなりの努力を日々重ねて、ストレスを溜めないようにしているようです。

無事に元気に美しく~感謝で 還暦を迎えたいと思っています。

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