洋梨型スピーカーのネーミングはどうしようかと思いながら、今回は前回の続きです。
ネーミングは考え中。
このスピーカを作るきっかけになったのは、イタリアのソナス・ファーベル社の製品を見て。スピーカーユニットの並び方は若い頃に持っていたインフィニティ社のカッパー8.2iを真似て。クロスオーバー周波数はこの8.2iを参考にした。
表面はハニーオーク仕上げでとても美しい。同じような色合いで探したのが、ブラックチェリー。材はとても高価で突き板ならばと思いましたが、お部屋の家具は白で統一しているため、白に塗装する。そのため、外観は多少継ぎ接ぎだらけパテ埋めはありだろうと考えている。
さて今回は、設計寸法通りに組み立てを自宅で行いましたが、ホームセンターでの加工ミスにより生じた誤差で組み立てができなかったため、工作室へ行きカンナがけして寸法通りに形成した。
さらに注文してから1週間経つバスレフポートの詳細図を求めてネット検索。なかなか出てこなくて、およその寸法で穴あけした。微調整は自宅で紙やすり使えばいい。デカすぎたらパテ埋めすればいい。
そして、このスピーカーの最大の難点は、後方のスピーカーターミナルの処置はどうしたらいいのか?
悩んだ挙句、YouTubeで参考になる動画を見つけました。
またもやソナスさんである。
DIY Sonus Faber Style
An old project of mine from 2015. Implanting Troels Gravesen 'Amish' ...
youtube#video
1.04秒あたりの部分を参考にして、ホワイトアッシュを3枚重ねて同じように貼ることを想定すていたが、高さ1300mmあるためこれは無茶だろうと思い、再設計し直し曲げ豪半を90度になるようにした。そして、三角に加工した部分を側板を貼り付けた後に形成する。
理想は動画のようにしたいけれども、バイワイヤリング接続可能にするため、ユニットをつける穴からほぼ手探りで結線しなければならないため、アクリル樹脂EX板を使って木ネジ2本で固定できるようにしたい。
そうすることで、手探り結線を回避できる。
その加工が今回のメイン。
前日にこのような状態で接着しフリーハンドでラインを引く
カンナだけでコツコツと30分やって。気の遠くなる作業だが、1時間頑張って
さらに1時間頑張って、トータル休憩時間を挟み5時間かかった。
中学時代以来のカンナは苦労した。
購入の際、ある程度節のないやつで、順目になっている材を探したけれど、カンナをかける方向があり苦労した。
最終的には側面の板を貼り付けた後。
このように抉る
後ろから見た状態が動画のような形にしたい。
今回は、最長野23時までの使用許可をもらったので、時間は4時間以上あったため、曲げ合板を貼り付けてみた。
工作室には、ハタガネが一番多くあり、その次にパイプクランプが多い。ハタガネ使い放題だが、後日管理人が一つ一つ使用した工具類を消毒しなければならないため、必要最低限にした。
曲げこみは持参したラッシングベルトできつく締める。
これを数回繰り返して、 7枚の仕切り板を結合させる。1箇所につき1時間おく。そしてある程度固まったら、ハタガネとクランプを利用して固定しラッシングベルトをずらし隙間からタイトボンドを流し込む。それを繰り返して最後のググンを締め付けた状態で掃除して、雑巾掛けして終了。次回は、バスレフポートが届いていたら、もう半分の側板の結合。届いてなかったら、もう一本の箱の側板の貼り付けを行うために行きます。
ちなみに、愛車ファンカーゴ に電動工具積んで、材料積んで組み立てた後2台は積み込めないので、同じことを2回繰り返さなければならない。
最後に、今回工作したものを写しました。のでみてください。
正面から
後ろから
斜めから
仕切り板は残り2枚組み込みます。