レモン畑のビオトープとみかん畑に植えてあるフジバカマを11時ごろ見に行くと昨日まで1頭もいなかったのに今日は群れは小さいものの数頭から多い時には10頭くらいのアサギマダラが来ていました。今年初めての群れです。マーカーペンは持っていましたがノートや補注網の準備もしていなかったので3頭だけマーキングをしました。まだ秋も浅いのでこのマーキング蝶たちはすぐにもっと南へ向かって立ち去ることはないと思います。マーキングをしても数日ここに滞留するアサギマダラがかなりの割合でいますし、長いものは10日以上とどまるものもいます。
毎年の例によるとこの辺りでは10月の10日から20日頃がピークになります。今年の飛来数は多いでしょうかそれとも少ないでしょうか、しばらくの間アサギマダラで楽しめます。
今日の標識情報を書いておきましょう。
標識: 左翅 KYY 001～003 右翅 山口 大島 10.01
個体性別: 3頭とも♂ 鮮度: m n m
標識場所: 周防大島町 東安下庄
標識日時: 10月1日 午前11時ごろ
標識者: 山本 弘三
参考事項: フジバカマで吸蜜 曇りで無風
今年初飛来のアサギマダラ
これはイシガケチョウです。
午前中にマーキングした蝶が午後にもまだいました。002番です。
今日は数が少なかったので海を背景に撮ることはできませんでした。
ビオトープのキジョランに今日産んだと思われる新しい卵がありました。
北の方から南下するアサギマダラの群れが山口県に到達したようです。近くの方は注意してアサギマダラを探してみてください。
北の方でマーキングされた蝶がもう来ているかもしれません。何処から飛んできたアサギマダラかを調べるためには書かれた文字を正確に読み取ってください。カメラがあれば写真に撮っておくとよいですね。