彼岸花は毎年きちんと秋のお彼岸のころに咲きますよね。地中の球根は温度に敏感で夏の高温が9月になって下がり始めると25℃くらいに下がると花を出し始めるそうです。その時期が毎年秋の彼岸のころになるようです。春の菜の花のように、彼岸花は秋の到来を知らせてくれる花です。でも今年は夏の暑さが厳しかったからかいつもより少し遅れて咲きました。
我が家の庭には6種類の色の花の彼岸花があります。普通の赤・白花・薄黄色・濃い黄色・山吹色・ヒマラヤ産の黄色などです。普通の赤い彼岸花は3倍体ですから種ができませんが黄色などは種ができます。また最近の園芸種にはいろいろな色の彼岸花があるようですので楽しみですね。
彼岸花にはアゲハチョウが良く吸蜜にやってきます。その他の蝶の仲間はあまりやってきません。小型のシジミチョウやモンシロチョウの仲間には吸蜜管が短くて蜜のある所まで届かないのかもしれません。彼岸花は色といい形と言い派手な花ですがアゲハチョウの仲間は大きくてボリュウームがあるので花に十分負けない被写体です。この組み合わせでよく写真を撮ります。
赤い彼岸花
白い彼岸花
黄色の彼岸花
この黄色い彼岸花は友達が交配して作ったものです。キツネノカミソリの血が入っています。