今夜の釣果
夕暮れよりアジを釣りに行ったのですがね。またしてもアジには会えませんでした。
ようやくこちらでも梅雨が明けたようです。梅雨の間に雨の日が続くのは鬱陶しいですが大地がしっかり雨水を吸い込んで植物たちが暑い夏を乗り越えるのを支えなければなりません。
私自身は何千本というみかんの木とその他にみかんの木に負けないだけの数の植物を育てています。梅雨の雨が十分でないと大変なことになります。では、今年の梅雨はどうだったかというと雨量は多かったとは言えません。例年だと梅雨末期には豪雨が各地を襲い水害が多発するものですが全国でも大きな水害は無かったようですし、幸いなことに私の住む地域でも今年は水害と言えるものは全くありませんでした。水害が無く梅雨明けしたのは嬉しいのですがこれだけの水で夏が越せるのかと少し心配しています。
それにしても暑いですね。日中は野外での仕事はできませんので午前中に少しと夕方に2時間ほど仕事をしています。そして日暮れ時になると海へ行って見たくなります。主に釣りですけどね。
瀬戸内では夕凪と言って昼間の風がなくなってしばらくのあいだ風のない穏やかな海が目の前に広がります。釣りをするには絶好です。近場の海に30分程のつもりでアジ釣りに行きました。岸壁からアジを釣るためのサビキ仕掛けを投入するも何のあたりもありません。先週は1匹だけ釣れましたが今日は全くダメでした。それでも外道の魚が時々針にかかってきます。それらは貴重な水産資源ですから持ち帰って調理していただくことにしています。小鯛が2匹とメバルの子が3匹でした。
そして周りが暗くなる頃、気が付くと南の方の海の上にオレンジ色の真ん丸な月が昇ってきました。今夜が満月だとは知らなかったのですが、夏のお月さまもまたいいものですね。旧暦では今夜は6月の満月でしょうからやはり夏の月ですよね。仲秋の名月(今年は9月17日)に劣らない程いい月夜でした。皆様にも海の月夜の雰囲気を味わっていただけたら嬉しいです。
夏の夜の満月
実は釣りに行った場所は上の写真と違う所でした。その場所での月の出はまさに感動的な光景だったのですが昨夜に限っていつもカメラを乗せている車と別の車で釣りに出かけたのです。
それで宇宙を感じさせるような巨大なお月さまが海から昇って来る写真は撮ることができませんでした。残念だったので釣りからいったん家に帰り車を乗り換えて浜辺に戻って撮ったのが今夜の写真です。
そして満月の今夜は庭の月下美人の花が10数花咲くはずでしたが私は開花まで待てず寝てしまいました。朝庭を見るとしぼんだ月下美人の花がたくさんぶら下がっていましたが、それでも花の香りだけは残っていました。