貝の独り言

人見てもよし、見なくともよし我は咲くなり。でも見てもらいたいなー。宜しく返待つ。 

震災から22年、行政には人の心は無いのでしょうか。

2017年01月17日 22時30分18秒 | Weblog

 今日で阪神・淡路大震災から22年が経ちました。被災者が住む借り上げ復興住宅からの退去強要が行政から強まっているそうです。
 復興公営住宅は42,000戸供給して、現在、転居できないで残されている人たちが未だに2,800戸有るそうです。
 被災当時、50才だった働き盛りの人も、今では70才を超えています。この20年の間には、震災時病弱だった人、震災後病気や怪我で働けなくなった人など沢山居るでしょう。
 働きたくても働けない、働く先も無い、引っ越し作業だって誰かの力を借りなければ出来ない人達が復興住宅で生活しているそうです。
 行政は、復興公営住宅の契約期間は20年だとして、現在入居中の人達を裁判にまで掛けて退去させようとしているそうです。それほど行財政が圧迫されているのでしょうか。 行政というのは、そこに住む人達を幸せに平和に生活できるように力を尽くすのが仕事では無いのでしょうか。
 戦争をしない憲法を持つこの国でオスプレイを10機も買うことを考えれば、なんて事の無い支出では無いんでしょう。
 軍事費を削減して国民の生活支援のために使わせましょう。