21日は國際母語デーだったそうです。ユネスコは教育の質を高める上で、少数言語の保護と母語での教育が重要だと提起しているそうです。
ユネスコのボコバ事務局長は『読み書きや数学の能力を強化し、学びを容易にするためには、母語による教育が必要不可欠だ』と述べています。
ユネスコの発表によると全世界で話されている約7,000語のうち、200~300語程度が教育や公共の場で使われているだけで、ネットなどでは100語に達していないそうです。
20数年前の話ですが、アフリカ大陸の砂漠の国に「西サハラ」を訪問した時、私たちに西サハラの情勢を説明してくれた経済担当相はスペイン語も英語の理解し話せるのですがアラブ語を終始使って話してくれました。
経済担当相は『私たちは母国語を大切にしたいのです』と言っていました。お陰でアラブ語からスペイン語、スペイン語から日本語と通訳付きの話し合いとなりました。
また、中南米でも英語は理解出来ますが母国語で話させて貰いますとスペイン語で説明してくれた担当官もいました。それほど母国語を大切にしているのです。
日本はどうでしょうか、政府高官が国際会議などで英語(米語)で演説しているとの話も聞きました。何故、こんなに美しい日本語を使わないのか不思議に思っています。
そして、英語が幼稚園の頃から教えられ、英語が出来ないと世界から置いて行かれてしまうと英語教育に力を入れているところも有りますが、それはそれとして結構なことだとも思いますが、カタカナ語が増え本来の日本語が理解しがたくなっていくような気がしてなりません。 日本人は、日本語をしっかり勉強してから外国語に力を入れるべきだと思います。
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