漢字の勉強
昨日の「漢字ナンクロ」からの続きです。同じ単語でも音と訓の違いで全く別の意味になることがあります。例えば「人日」これを
「にんにち」と読めば、ある仕事に一日を要する人数のことで、5人で三日かかるとすると「十五人日」と表します。ところが
「じんじつ」と読むと全く別の意味になります。五節句の一つで一月七日のことです。
古来、中国では正月一日を「鶏の日」として、以下、狗、猪、羊、牛、馬と続き、七日は
「人の日」として犯罪者に刑罰を科さない日とされていたそうです。いわば外来語ではありますが、「にんにち」と同じ字で書くのが面白いと思いました。
「じつ」と「にち」についてはもう一例。
上日=令制で官人が出仕して公事を勤めた日のことで「じょうにち」と読みますが、
下日=出勤のない日、非番の日で「かじつ」と読むそうです。勉強になりました。