街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

無題

2008-02-19 11:12:44 | 街道関連
 この何年間というもの街道を歩いていない。換言すれば歩く機会がもてないと言うことである。これでは街道を歩く会の名が廃る。会を捨て「いつか街道を歩く」ということにしようか、「偶然街道を歩いていた」にしようかと思っている。
 行動半径が限られてしまって行きたいところも行けないでいるのは真綿で首を絞められているような感じである。
 この界隈では中津街道、長崎街道、秋月街道、門司往還、唐津街道、日田往還、朝倉街道。北は山陽道、山陰道。そしてこれらから横に伸びる脇街道がある。
 殆どと言っていいくらいに歩いてきた。そこには必ず私の妻がいた。歩く速さは私には追いつくことが出来ないがよく付いてきた。これから歩くときもそうなるだろう。
 会は解散である。と言って会は勝手に付けたのだからいい加減であるかもしれない。妻と私の都合のいいとき、歩きたくなるときに歩くことにした。同じところばかり歩くのかもしれないが二人なら良しとしよう。
 二人で、また友人達と秋月街道を数度歩いた。春満開のとき、時期は同じでもまだ春明けやらずのとき、歩く直前で断念したとき、コスモスが満開のとき、紫陽花が満開のときと、同じ街道を何度も歩いた。そのすべての表情が違うことに楽しさを感じていた。この感情を忘れずに、また新しい感動をこれからも見つけたいので歩くことは続けなければいけないと思っている。(写真:山口県厚狭 夫婦二人)
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