上場企業に取締役の多様性(女性だけではない)を求める米ナスダックの規則が米当局に承認されたという記事。任命を強制するわけではなく、説明すればよいようです。
「規則では、多様な取締役を少なくとも2人登用し、1人は女性で、もう1人は人種や性的マイノリティーにする。規則に従わない場合、企業に理由の説明を求める。」
「企業は毎年、取締役の多様性について株主総会の資料や自社のウェブサイトなどで開示する。規模の小さい企業や外国企業には、女性2人で良いなど緩やかな規則が適用される。
ナスダックは規則について、「義務ではなく、厳しい目標を設定するものでもない」としたうえで、従わない場合にも「ナスダックは企業が説明したことを確認するが、説明の優劣は評価しない」としている。」
記事中で参照されているデロイトなどの調査によると、米国の主要企業500社の取締役のうち、女性の割合は26・5%とのことです。
英国は、取締役の40%以上を女性にすることを求めるルールを導入予定です(ただし「コンプライ・オア・エクスプレイン」でよい)。
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