週刊経営財務6月16日号によると、IFRS対応のために上場会社自体が決算日変更した例が、結構な数、あるそうです。
「将来のIFRS適用を見据え、グループ内での決算期(事業年度の末日)の統一に動く事例がみられる。本誌の調査では、IFRS対応を理由とする変更を適時開示した会社は21年~26年で24社(6月11日現在)あった。「海外連結子会社との統一」との理由により、24社中19社が12月期に変更している。」
経営財務記事より
2014年公表
クックパッド、オーナンバ
2013年公表
カゴメ、東洋炭素、SUMCO、星光PMC、DIC、国産電機、日華化学
同記事では、これ以前の変更会社も記載されています。
クックパッドがIFRS任意適用、決算期も変更へ(タビスランド)
変更理由を限定しないと、もっとたくさんあります。
【一覧】決算期の変更を予定している会社(平成26年2月調査)(新日本監査法人)
決算日を統一するのは基本的にはよいことなのですが、容認されている3ヶ月間のずれを利用できなくなるという決算スケジュールの問題や、比較情報をどうするのかといった変更時の問題など、いろいろありそうです。
こういうマニアックな本も出版されています。
![]() | 決算期変更・期ズレ対応の実務Q&A 新日本有限責任監査法人 中央経済社 2014-02-05 by G-Tools |