転職時手続き漏れなどで塩漬けになっている確定拠出年金の年金資産がふくれあがっているという記事。
「企業が設けている確定拠出年金(DC、加入者約548万人)で、運用されずに放置されている年金の預かり資産が1400億円を超えていることが分かった。DCの加入者が転職時などに必要な手続きを取らなかったためだ。資産は厚生労働省が所管する国民年金基金連合会(国基連)に移されて「塩漬け」になり、老後資金を運用する機会を逃している。」
「資産が「塩漬け」になっている恐れがあるのは、転職で勤務先の企業が変わったり、会社勤めを辞めて自ら事業を始めたりした人ら。確定拠出年金法では、企業が設けたDCの加入者が、DCを設けていない会社へ転職したり、自営業に変わったりした場合、個人型DCへの切り替えや、加入の状況によっては一時金受け取りの手続きを6カ月以内にとる必要がある。」
年金資産運用のリスクを避けるという企業側の都合ばかり優先して、従業員への教育がおろそかになっているのでしょう。
確定拠出年金は、所得税の面では、かなり有利なはずですが。
はじめての確定拠出年金 (日経文庫) 田村 正之 by G-Tools |
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