最近の監査人交代事例です(2023年9月20日・21日発表分)。
1.ラクスル(東証プライム)
会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
新日本→トーマツ、の交代です。
「現会計監査人が長年にわたって監査を継続していることから、総合的に勘案した結果」とのことです。
トーマツの選任は、「新たな視点での会計監査が期待できることに加え、会計監査人に必要とされる専門性、独立性、品質管理体制及び監査報酬の水準等を総合的に勘案した結果」であるとされています。
現監査人の就任年は、2015年です。特に長いとはいえません。
2.ラ ン ド ネ ッ ト(東証スタンダード)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
新日本→太陽有限責任監査法人、の交代です。
「当社の事業規模に見合った監査対応及び監査報酬の相当性等について、複数の監査法人を対象として検討」した結果とのことです。
現監査人の就任年は、2015年です。
3.エ コ ム(名証メイン)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
トーマツ→かなで監査法人(パートナーはトーマツ出身の人ばかりのようです)、の交代です。
「当社の事業規模等に適した監査対応等、及び監査費用の相当性を総合的に検討した結果」とのことです。
現監査人の就任年は、 2020 年です。