金融庁と財務省が事務局となり、日本銀行がオブザーバーとなっている「金融・資本市場活性化有識者会合」から、「金融・資本市場活性化に向けて重点的に取り組むべき事項(提言)」が、2014年6月12日に公表されました。
会計や監査に直接関係するものではありませんが、「企業の競争力の強化、起業の促進による収益力の向上」という項目では、コーポレート・ガバナンスや監査の質などについてもふれています。
「○ 監査の質の向上、公認会計士資格の魅力の向上に向けた取組みの促進
金融庁及び公認会計士 ・監査審査会が日本公認会計士協会と連携し、企業や市場関係者等における会計 ・監査の役割に関する認識の向上、公認会計士の活動領域の拡大、会計人材の育成、監査水準の向上、日本公認会計士協会の自主規制機能の強化等に資する具体的施策の検討、実施を促進」
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((概要)「金融・資本市場活性化に向けて取り組むべき事項」より)
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