学校法人明浄学院の土地売却代金21億円不正流用疑惑の捜査に関連して、プレサンスコーポレーションという不動産会社(上場しているようです)の家宅捜索が行われたという記事。
「法人関係者が今年8月までに特捜部に提出した告発状によると、法人の元理事長の女性(61)と大阪府吹田市の不動産会社の社長は2017年7月、明浄学院高校(大阪市阿倍野区)の土地の半分を、プ社とは別の不動産会社(大阪市中央区)に32億円で売却。その際、法人が同社から受け取った手付金21億円を吹田市の会社に振り込ませた後、引き出して着服した疑いがもたれている。
告発状ではプ社の関係者は告発対象には入っていない。しかし告発状や同校関係者によると、この契約より前の16年、法人がプ社にこの土地を売却する協定をいったん結んだが、頓挫したとしている。プ社の広報担当者は捜索を認めたうえで、「元理事長らの容疑の証拠集めのためで、(法人としての)プ社やプ社関係者に容疑はかけられていない。捜査には全面的に協力する」としている。協定については「把握しておらず、調査する」とした。」
本日の一部報道について(プレサンスコーポレーション)(PDFファイル)
「本件は、当社に対する直接の容疑ではありません。なお、捜査には全面的に協力してまいります。」
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明浄学院 手付金21億円、コンサル会社へ送金か 大阪地検特捜部(産経)
「法人関係者らによると、法人は明浄学院高校(大阪市阿倍野区)の校舎建て替えのため、平成29年7月6日、高校の土地の一部7300平方メートルを約32億円で売却。同日、手付金として21億円を受け取り、土地売買を仲介した不動産会社「サン企画」(吹田市)に預けた。
関係者によると、さらに同日、サン企画は法人元理事長の指示で21億円をコンサルタント会社「スコーレメディア」に送金したという。同社社長は法人元理事長の知人。サン企画が作成した手付金の預かり証によると、21億円は高校校舎の建設資金として預かり、建設に関わる費用を差し引くとする一方で、目的以外の流用・使用はしないとしていた。」
コンサル報酬名目(あるいは工事費水増しなど)で、21億円の中からいくらかを着服しようとしていたのでしょうか。
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