第一生命保険の元社員(80代の女性)が社員だったときに、架空の金融取引を顧客に持ち掛け、19億円の資金を不正に取得していたという記事。
「同社によると、元社員は今年4月まで10年以上にわたり、30%の利息が付くといった架空の「特別枠」の運用を提案し、21人から計約19億円を集めていた。顧客からの連絡で発覚した。」
第一生命 元社員が19億円を不正に取得 10年以上にわたり(NHK)
「会社ではこの元社員をことし7月に懲戒解雇するとともに、警察に刑事告発したとしています。
また、元社員と取り引きしていた客を訪問して被害を確認し、不正に集めた資金の一部を暫定的に会社が立て替えて支払う対応などをとったとしています。」
お年寄りに元気があるのは喜ばしいことなのですが...。
会社が立て替えて返済しているということは、会社の管理責任を認めているということなのでしょう。
第一生命の80代元「生保レディー」が19億円着服か 懲戒解雇、詐欺容疑で告発 山口(BIGLOBE)(毎日新聞配信)
「第一生命によると、女性は「生保レディー」と呼ばれる現役営業職だった。10年以上前から、主に山口県内の個人顧客に対し、実際には存在しない「特別枠」で運用すれば高金利が適用されると持ちかけ、会社を通さず直接顧客と契約したように装い、現金を預かっていた。ほとんどが女性と付き合いが長い顧客で、預かり証として手書きの証書のようなものを作成して提示するなどしていた。」
元社員による金銭の不正な取得について(第一生命保険)(PDFファイル)(←被害額についてはまったくふれていません。)
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