銀行窓口で平然と売られている「ボッタクリ」金融商品
金融庁の正論に銀行は反発してる場合か?
銀行窓口で販売している保険の販売手数料は割高で不透明であり、手数料を開示すべきという金融庁の要求は正しいという記事。
「銀行窓口で販売されている保険は、主に保険料を一括で支払う一時払いのタイプのものだが、販売金融機関が販売の対価として受け取る手数料は、顧客からは見えない。
金融庁の森信親長官が『文藝春秋』(5月号、p146〜。「銀行は『半沢直樹』を見習え」、取材・構成 浪川攻)に掲載されたインタビューで説明している例を借りると、例えば、豪州ドル建ての運用が定額部分と変額部分に分かれていて、定額部分は豪ドル建てで元本を保証するような保険が売れているという。
この保険について、金融庁の検査官の調査によると、定額部分は豪州国債等を使って1%で運用できればいいのだが、実は豪州国債の利回りは2.5%で、保険会社側は年率1.5%のサヤを抜いており、これが期間10年だとすると、15%の儲けとなる。これを保険会社と運用会社とでほぼ折半してそれぞれ儲けている、といった構造になっているという。
この例では、保険会社は10年間にわたって利益を得るが、銀行に対しては6〜7%(森長官の説明による)程度の手数料を陰で支払う(「キックバック」する)ビジネスの仕組みになっている。
こうした保険では、顧客に保険期間の中途で解約されると、保険会社が儲け損なったり、赤字になったりするので、中途解約に対しては、契約期間に応じてペナルティが課される仕組みになっているのが通例だ。
森長官は「お客様からすれば、豪州国債をそのまま買った方がお得なのに、情報を十分ディスクローズ(開示)していない。これって、とても失礼なことですよね」と述べている。
まさに、「おっしゃる通り!」であり、銀行の窓口で売っている、一時払いの保険など決して買うべきではない。」
金融庁、保険の販売手数料開示を延期 地銀の理解進まず=関係筋(ロイター)
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