会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

第三者委員会設置のお知らせ...(携帯電話契約における顧客への還元(キャッシュ・バック)に係る会計処理など調査)(トーシンホールディングス)

第三者委員会設置のお知らせおよび2025 年4月期第2四半期決算発表の延期および2025 年4月期半期報告書の提出期限延長の申請検討に関するお知らせ(PDFファイル)(TDnetより)

トーシンホールディングス(東証スタンダード)のプレスリリース(2024年12月13日)。

第三者委員会を設置して、携帯電話契約の顧客へのキャッシュバックの会計処理などについて、調べるそうです。2025年4月期第2四半期の決算発表や、半期報告書の提出も延期となるようです。匿名の通報メールがきっかけです。

顧客との精算手続が遅れても、支払うべきキャッシュバックの金額が発生主義により負債に計上されていれば、会計処理としては問題ない(顧客からクレームはあるでしょうが)と思われますが、プレスリリースによれば「債務の網羅性」も調べるそうですから、費用計上(あるいは売上値引の計上)がタイムリーでないのかもしれません。

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