会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

米SEC、NY証取の新たな「直接上場」計画を承認(ロイターより)

米SEC、NY証取の新たな「直接上場」計画を承認

ニューヨーク証券取引所(NYSE)が提案した新たな直接上場(ダイレクトリスティング)計画を、米SECが承認したという記事。

「NYSEの直接上場計画では、新株を引き受けるための業者が不要となり、これまで株式公開を検討する企業にとり大きな障害となっていた多額の引き受け手数料が削減される。特に、テクノロジー関連企業やスタートアップ企業にとりプラスになるとみられる。」

「SECは先に、資金調達を伴わない直接上場を承認。2018年には、音楽配信サービス大手のスポティファイ・テクノロジーがこの手法で初めて上場して話題となった。」

証券会社の引受なしでも、上場と同時に新株発行して資金調達できるようにするということのようです。

投資家団体は、投資家保護を損ねるといって反対していたそうです。

先日最高裁判決があったみずほ証券の例を思い出します。

直接上場で資金調達可能に 証券会社介さずコスト減―NY証取(時事)

「米証券取引委員会(SEC)は22日、ニューヨーク証券取引所に対し、証券会社を仲介せずに上場する「直接上場」を通じた、新株発行での資金調達を可能にする規則改正を認可した。証券会社に支払う多額の手数料が不要となり、コストを大幅に抑えられる。新興企業などの上場の増加が期待されている。

これまで直接上場は、既存株式の公開のみで認められていた。」

SEC Backs NYSE Plan for Non-Traditional IPOs(CFO)

当サイトの関連記事(ニューヨーク証券取引所の提案について(SEC承認前))
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