国民経済計算の基準改定に伴い、2011年の名目国内総生産(GDP)が19.8兆円押し上げられるとの試算を内閣府が公表したという記事。
「今年12月に発表する16年7─9月期の2次速報から適用する。最新の「11年産業関連表」を取り込んだうえで、国連が09年に採択した国際基準を反映させた。試算は11年を基準年とし、名目GDPへの影響を分析した。
押し上げ分19.8兆円のうち、主な内訳は、1)研究開発の資本化16.6兆円、2)特許サービスの扱い変更1.4兆円、3)防衛装備品の資本化0.6兆円──など。11年の名目値は471.6兆円だったが、算出方法の改定で491.4兆円に増える見込みだ。」
継続性の原則よりも、実態に合わせる方が優先されるのでしょう。(「安倍政権が掲げる「600兆円経済」の実現に向けて追い風になる可能性もある」というのもあるのでしょうが)
国民経済計算の次回基準改定及び2008SNAへの対応に向けた今後の予定等(内閣府)
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