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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

エス・ロジックス株式会社における不適切会計に係る調査について(棚卸資産を累計で約 5 億円過大計上)(オイシックス・ラ・大地)

エス・ロジックス株式会社における不適切会計に係る調査について(PDFファイル)

オイシックス・ラ・大地(東証プライム)のプレスリリース(2024年12月26日)。

エス・ロジックスという子会社において、不適切な会計処理を行っていたことが判明したとのことです。

エス・ロジックスは、当社が 66%の株式を保有するシダックスホールティングス株式会社が 100%の株式を保するシダックス株式会社の完全子会社とのことです。

現時点で判明している不適切会計の概要は...

「当社の製造部門責任者が 12 月初旬にエス・ロジ社拠点を訪問し、現場責任者へのヒアリング及び棚卸資料を確認した結果、同社の食品製造拠点において、過去 10 年にわたり棚卸資産を過大計上していることが判明しました。現時点で判明している過大計上額は、累計で約 5 億円となります。」

「速やかに社外の専門家も含めた原因究明・内部統制強化チームを発足させ、エス・ロジ社に対する調査を実施し、不適切な会計処理の発生背景・原因、具体的な方法・内容、過大計上額等を特定致します。」

直近の半期報告書(2024年4~9月)をみると、監査人はトーマツのようです。

シダックス株式会社を連結子会社化したのは、2024年1月からのようなので、5億円の過大計上を遡及訂正したとしても、のれんに影響が出るだけかもしれません。

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