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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

飲食店向け什器販売ほか(株)AIKジャパンコーポレーション~架空取引が発覚~(東京商工リサーチより)

飲食店向け什器販売ほか(株)AIKジャパンコーポレーション~架空取引が発覚~

AIKジャパンコーポレーションという会社が破産を申請したという記事。

負債総額は24億235万円(2019年8月期決算時点)とのことです。

近年、売上が急拡大していたそうです。

「関連会社だった飲食店を展開する(株)虎杖東京(TSR企業コード:295604204、法人番号:2010002050528、中央区)と連動して事業を拡大し、2017年8月期に13億2032万円だった売上高は、2018年8月期は44億1727万円と急拡大。さらに、大手家電量販店との取引が拡大したなどとして2019年8月期には売上高116億7580万円をあげていた。」

しかし、これは架空取引で水増しされた数字だったようです。

「2019年12月以降に密接な取引関係にあった(株)イースター(TSR企業コード:571543103、法人番号:3020001042359、横浜市中区)、FEP(株)(TSR企業コード:571301622、法人番号:9120001110059、大阪市中央区)など複数の企業との架空取引が発覚し、2020年5月頃からは金融機関への返済も滞っていた。」

連帯保証をしていた虎杖東京が、民事再生法を申請し、AIKジャパンも行き詰まってしまいました。

当サイトの関連記事(裁判資料で架空取引の手口が明らかになったという記事について)
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