会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査人交代事例2件、いずれも大手の退任(10月11日発表)

最近の監査人交代事例です(いずれも大手の退任)。このくらいの規模の会社(年間売上80億円程度と40億円程度)だと、大手監査法人の報酬は払えないということなのでしょうか。

1.福 島 印 刷(名証2部)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

新日本→かなで監査法人(準登録事務所)、の交代です。

監査対応や監査費用、監査継続年数を交代理由に挙げています。

「現会計監査人については、会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分備えているものの、監査継続年数が長期にわたっていることや、当社事業規模に見合った監査対応と監査費用の相当性を総合的に検討した結果、上記 3.に記載した理由の通り、新たな会計監査人としてかなで監査法人を選任するものであります。」

現監査人の就任年は、1994年です。

2.浜木綿(ジャスダック・名証2部)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

あずさ→東海会計社、の交代です。

これも、監査対応・監査費用を理由に挙げています。



現監査人は2017年に就任したばかりです。
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