金融庁は、「ソーシャルプロジェクトの社会的な効果に係る指標等の例」を、2022年7月15日に公表しました。
「多様な社会的課題に対処するソーシャルプロジェクトを例示した上、その社会的な効果に係る指標等の具体例を取りまとめ」たとのことです。
「本文書はソーシャルボンドガイドラインの付属書4と位置付けられます。」
全部で60ページほどのものです。全1ページの概要がついています。
社会的課題の例としては以下のようなものがあるそうです(概要より)。
ダイバーシティの推進・女性の活躍推進
高齢社会への対応
健康・長寿の達成
住宅確保要配慮者向けの住居支援
あらゆる人々の教育機会の確保
バリアフリーの推進
企業による新型コロナウイルス感染症対策(経済的影響への対応含む)
食品廃棄物・食品ロスの削減とリサイクル
子育てと仕事を両立しやすい社会の実現
子どもの貧困対策推進
地方創生・地域活性化
国際協力(発展途上国の食料安全保障と栄養改善の達成)
働き方改革とディーセントワークの実現
責任ある企業行動の促進
持続可能で強靭な国土(防災・減災対策、インフラ老朽化対策)
持続可能な生産・消費の促進
「指標等の例は、プロジェクトが最終的な社会的な効果(インパクト)に至る過程を図示した上で、各段階の効果を示す指標等を例示」しているそうです。
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