会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

メルシャン 水産事業で架空取引(産経より)

メルシャン 水産事業で架空取引

東証1部上場のメルシャン(親会社はキリンホールディングス)が、養殖魚飼料取引をめぐる架空取引の可能性が浮上したと発表したという記事。金額などはまだ明らかになっていません。

「今月10日に、販売先から実体を伴わない架空請求の申し出があり、売り上げを架空に水増しする「循環取引」の可能性が判明。社内調査の結果、取引先47社中2社との不適切な取引の可能性が認められた。」

販売先からすると、取引の裏付けのない請求書に対して支払いはできないわけですから、その時点で循環はストップしてしまいます。

会社のプレスリリース(PDFファイル)

過去複数年度にわたって不正が行われていた可能性が高いとされています。また、21日に社内調査委員会(法律事務所とPwCが関与)を設置したそうです。
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