中央青山監査法人の理事長が会計監査を担当していたジャスダック上場企業の粉飾決算を見抜けなかったという記事。
ジャスダック上場の宮という会社の話ですが、粉飾が発覚したのは去年であり、なぜ今ごろ蒸し返されるのか、何か意図的なものがある報道なのでしょうか。2005年8月中間期の監査で監査法人の指摘により発覚したのですから、最低限の役割は果たしていると思うのですが・・・。
「宮」の改善報告書(PDFファイル)
2001年2月期から粉飾をやっていたと記事では書いていますが、この報告書によると粉飾金額が急に大きくなったのは2003年2月期からです。今振り返ってみれば、2001年と2002年は最終赤字になっているのに、2003年だけ黒字になっている(2004年はまた赤字に戻っている)というのはあやしいということになりますが、その時点では会社からもっともらしい説明を受けていたのでしょう。
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