2015年度の法人所得が5.3%増えて過去最高となったという記事。税金の額も、所得ほどではありませんが増えています(所得の伸びを下回っているのは税率引き下げの影響)。
「2015年度に法人が申告した所得は、前年より5・3%増えて計61兆5361億円となり、過去最高となったことが国税庁のまとめでわかった。6年連続の増加で、初めて60兆円を超えた。企業の好業績が反映されたとみられる。
法人税も6年連続の増加で11兆3844億円。税率引き下げが影響し、1・9%増にとどまった。」
黒字申告の割合も増えているそうです。
記事の元データ。
↓
平成27事務年度 法人税等の申告(課税)事績の概要(国税庁)
(国税庁のサイトより)
リーマンショックによる繰越欠損金が解消されてきている影響もあるでしょうから、所得の急速な伸びは、今の業績をそのまま反映したものではないのかもしれません(リーマンショック直後は繰越欠損金により過年度の多額の赤字を引いて所得が計算されている)。
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