名古屋証券取引所セントレックス上場の「富士バイオメディックス」が、民事再生法の適用を申請したという記事。負債総額は約218億円です。
記事によれば、M&Aによる拡大路線で借入金が約150億円に膨らみ資金繰りが悪化したとのことですが、不正経理の疑いもあるようです。
「名証で会見した岩崎稔社長は、美容関連事業買収に絡んで、30億円の架空売上が計上された可能性があることを明らかにした。」
民事再生手続開始申立に関するお知らせ(PDFファイル)
プレスリリースでは、「平成20年9月末日に入金を予定していた多額の未収入金の回収ができず、同月の資金は急遽他社からの支援により乗り切りましたが、その後、この未収入金の存在自体に疑義が生じた」といっています。
医薬品開発支援、調剤薬局運営
名証セントレックス上場
株式会社富士バイオメディックス
民事再生法の適用を申請
負債218億3000万円
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