米民主党の大統領候補のひとり、エリザベス・ウォーレン上院議員が、信用格付け機関に対する監督を問題視しているという記事。SECは、格付け機関の活動を抑制するための意味ある行動を取る必要があると述べているそうです。
Sen. Elizabeth Warren, Massachusetts Democrat, has questioned regulatory oversight of credit rating agencies, saying the U.S. Securities and Exchange Commission needs to take “meaningful action” to curb their activities.
ウォーレン上院議員によると、議会が格付け機関をその犯人だと特定したにもかかわらず、監督当局は、金融メルトダウンの教訓への注意を怠ってきたとのことです。
According to the Democratic presidential candidate and frequent Wall Street critic, regulators have failed to heed the lessons of the financial meltdown even though Congress “rightly identified the rating agencies as culprits.”
格付け機関が危険な金融商品を支え続けているという有力な兆候があると、同議員はSEC委員長にあてた書簡の中で述べています。
“There are strong indications that rating agencies are continuing to prop up risky financial products,” she wrote SEC Chairman Jay Clayton in a letter.
特に、ローン担保証券(CLO)を名指ししています。
Warren cited one financial product in particular — collateralized loan obligations.
格付けが高いというだけで中身のよくわからない金融商品を買いまくっている日本の金融機関は...。
ウォーレン氏に戦々恐々=巨大企業「反ビジネス」懸念-米大統領選(時事)
「政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、春先まで1桁だったウォーレン氏の平均支持率は、5日現在で24.0%。1位のバイデン前副大統領(26.2%)にあと一歩まで迫り、直近二つの世論調査ではいずれもトップに立った。社会保障や税制、環境問題などで大胆で具体的な政策を訴え、その「革新性」への支持が女性や若者らにじわりと広がっている。」
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