~何があってもおかしくないビッグスリー
マクドナルド、シャープ、東芝は、何があってもおかしくないという週刊誌の記事。目新しい情報はあまりありませんが、やはり、シャープが一番危なそうです。
「シャープのXデーが刻一刻と迫ってきた。
「デッドラインは3月31日。合計5100億円の協調融資の返済期限です。この日までに銀行団に再建策を提示してローン期間の延長をのんでもらえないと、日々の資金繰りにも窮しているシャープには返せる資金はない。いよいよデフォルト(債務不履行)へ、というわけです」(シャープ幹部OB)
市場関係者の間では、シャープの「倒産」に賭ける金融ゲームがすでに大盛り上がりとなっている。
「マーケットには『倒産危険度指数』と呼ばれているCDS値というものがあるが、シャープのそれが急上昇している。つまり、シャープが倒産するほうにベット(賭ける)する投資家が急増している。昨年末には、UBSやドイツ銀行がシャープ株を空売りしていた。
米大手格付け会社のスタンダード&プアーズ(S&P)でさえ、シャープの格付けを『投機的』に格下げした。S&Pは、『今後半年から1年程度の間に債務の再編が必要になり、債務履行が困難になる確率が少なくとも50%程度ある』と踏み込んで、警鐘まで鳴らしている」(大手証券会社の電機担当アナリスト)
それもそのはずで、シャープは直近の中間決算で、本業の儲けをしめす営業損益が250億円の大赤字。稼ぎ頭のはずの液晶事業がボロボロで、経営復活の道筋がまったく見えてこない。」
ちなみに、監査人は、シャープがあずさ、マクドナルドと東芝が新日本です。東芝の新日本は当期限りで、次期は他の大手またはあらたがやることになります。当サイトの予想は、社外取締役を出しているトーマツですが、それがあたれば、何があってもおかしくなりビッグスリーを、大手監査法人で分担することになります。
シャープ、追加支援要請へ 取引行に1500億円規模(朝日)
「シャープは、主力行のみずほ銀行や三菱東京UFJ銀行などに計約7千億円の借入金がある。このうち1500億円を、返済の必要がない株式に振り替えるように両行との間で協議している。両行は昨年6月にも同様な方法で、計2千億円を株式に振り替えた。経営再建のため、追加の支援が必要だと判断した。」
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