会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

タイミー、UUUM上場の立役者・ベンチャー投資最大手「ジャフコ」で“悪質セクハラ”が発覚(文春オンラインより)

タイミー、UUUM上場の立役者・ベンチャー投資最大手「ジャフコ」で“悪質セクハラ”が発覚 「キスや不貞行為を迫られ」「やらせてやってよ、と」被害女性が悲痛告発

ジャフコ グループ(東証プライム)で悪質なセクハラが行われ、被害に遭った女性契約社員が休職に追い込まれていたという記事。(無料で読めるのは途中までです。)

2019年に起きた問題のようです。被害女性から話を聞いています。

女性はセクハラ行為を会社に報告し、セクハラ男2人は処分を受け、いったんはそれで解決したようです。しかし、その後の会社の女性に対する対応に問題があるようです。

ジャフコ側のコメント。

「ジャフコにA氏、B氏のセクハラ行為について質問状を送ると主に以下のような回答があった。

「当該女性社員に対する配慮のための措置を適正に行い、2020年1月下旬に両男性社員に対して就業規則に基づいた懲戒処分を行っています」」

この問題について、被害者の弁護士による記者会見があったそうです。

ジャフコ、首絞めセクハラと「退職勧奨」 代理人弁護士が会見「責任否定、重大な問題」(Yahoo)

「女性は被害を警察へ相談。警察は捜査に積極的な姿勢だったという。ただ、当時はジャフコでの仕事にやりがいを感じていたこともあり、被害届を出すには至らなかった。

しかしその後、セクハラ被害が社内で知れ渡ることになり、女性は懇意にしていた同僚から「距離を取られている」と感じるようになった。仕事の相談をよくしていた同僚から「関わりたくない」と言われたこともあったという。

2020年10月には女性執行役員から3時間にわたる「退職勧奨」があった。この中で、退職に応じなければ給与を半額にすると言われたほか、「(女性の)性格とかもいろいろ垣間見えるところを見てても(略)一緒にやっていくっていうのは相当のストレスになっちゃうんだろうなって」「ちょっとハラスメントチックになっちゃうから、本当につらい話なんだけれど(略)うちの中で異質な人を採用しました」など、女性の性格に問題があるかのような指摘が行われた。

この点について、女性の代理人を務める指宿昭一弁護士は「退職勧奨に根拠がなく、また人格否定にあたる言葉がある」と問題点を指摘した。

女性は同年12月に路上で倒れ、急性ストレス性胃炎を発症。その後休職し、2022年10月31日付で雇い止めとなった。」

弁護士のコメント。

「指宿弁護士は会見で、ジャフコやベンチャーキャピタルの対応について次のように話した。

スタートアップ企業の女性経営者へのセクハラが多発していることは、ここ1、2カ月で社会問題化しています(※)。そういう状況の中で業界において責任ある立場であるジャフコが法的責任を否定し、社会的な対応も否定していることは重大な問題だと考えます」」

被害女性のコメント。

「女性は体調不良から会見には出席しなかったが、筆者の取材に対して次のように話した。

「一連の対応の中で、そういうことをやってしまう人たちの文化みたいなものを感じていて、セクハラを受けたのは私が初めてではないと思いますし、会社の中でも投資先に対しても、横行しているのではないかと感じます。

私自身に対して(会社が)謝罪してほしいというのもあるんですけれども、今後の被害を防ぎたい。投資先でお金を出してもらっている人は私以上に声が上げられないということがあると思いますし、是正していかないといけない」」

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