「第三者委員会報告書格付け委員会」が、東洋ゴム工業による免震装置ゴムのデータ改ざん問題を調べた外部調査チームの報告書に対する格付け結果を公表したという記事。
「委員9人がA、B、C、D、Fの5段階で格付けし、うち4人が不合格に相当する最低評価「F」を付けた。他5人のうち4人が「C」、残る1人は上から2番目の「B」とし、評価が分かれた。
免震装置ゴムのデータ改ざん問題をめぐっては、弁護士らによる外部調査チームが編成され、昨年6月に調査結果を公表した。報告書については、外部調査チームの独立性・中立性について全委員が問題視したものの、原因分析や企業不祥事に陥りがちなポイントを示すものとして評価する意見もあり、委員によって最終評価が割れた。」
格付け結果(第三者委員会報告書格付け委員会)
日弁連ガイドラインに準拠したものでない(そのように宣言している)ことで、マイナスが大きかったようです。
また、ある委員によれば「本件不祥事は、「技術力は備えているのに...コンプライアンス意識が低くて手を抜いた」という事案ではなく、「技術力不足で作れないものを会社が強引に製品化して出荷した」という事案」だそうです。
会社の決算の方は...
東洋ゴムの純利益95%減 15年12月期、特損計466億円に(日経)
「免震ゴム偽装問題に関連した特別損失を10~12月期に71億円追加計上し、関連損失は年間合計で466億円となった。」
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