ダイナシティに使途秘匿金 東京国税局が制裁課税

asahi.com：ダイナシティに使途秘匿金　東京国税局が制裁課税 - 社会

ジャスダック上場の「ダイナシティ」が、税務調査で申告漏れを指摘された際、経費として計上した約５億５０００万円について支払先を明かさず、「使途秘匿金」として制裁課税を受けていたという記事。

「関係者によると、ダイナシティは不動産物件の仕入れの際、仲介した不動産業者に手数料を支払っていたが、この中に仲介業務の実態を伴わない架空の取引があったという。大半は同社側にキックバックされ、交際費などにあてられていたとみられる。」

手数料名目で裏金を作っていたということなります。財務会計的には（計上のタイミングの問題は別として）最終的に会社の営業のために使われていたのであれば経費ということになりますが、役員や従業員に還流され私消されていたのであれば不正な支出となるのでしょう。もっとも、支払先が明らかにされなければ、判断しようがありませんが・・・。