王将フードサービスが東証や証券会社に対して、虚偽の説明をしていたという記事。(第三者委員会の報告書でもふれていたように思いますが)
「「餃子ギョーザの王将」を展開する王将フードサービスが、特定の人物と総額約260億円に上る不適切取引を行っていた問題で、王将が東証1部上場を目指していた2010年、上場を支援する証券会社に対し、この人物と関係を断ったとの虚偽説明をしていたことがわかった。
実際は金銭提供などを続けており、上場目前の12年に両者の関係が東証や証券会社に発覚し、王将は上場断念に追い込まれていた。」
次は、監査人がこういう過去の不適切な取引やこの人物との関係継続について知っていたのか、知っていたとすればいつからかが問題となるかもしれません。東証や証券会社にばれたのであれば、当然監査人もその時点ではわかっていたはずです。
万一、今回の第三者委員会の報告書で初めてわかったということであれば、会社が正しい情報を隠していたということですから、監査契約の解約もあり得るでしょう。
社長射殺「餃子の王将」、取引先に「組員」同姓同名が複数いた それでも第三者委が「関係確認できない」としたワケ(J-CASTニュース)
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