豊橋商工信用組合の元職員の男(22歳)が、顧客の定期預金の解約金など約1億1000万円を着服していたという記事。
「組合によると、男性は2020年から豊橋市の東田支店の渉外担当として、法人、個人の預金を担当していた。22年5月から11月にかけ、定期預金の解約金を普通預金に移行しなかったほか、預かった現金を入金しなかった手口などで、顧客31人の金を着服していた。
顧客から11月29日に「解約分が入金されていない」と組合に連絡があり発覚。」
豊橋商工信組の元職員、1億1千万円を横領 競艇など遊興費に使用か(朝日)
「横領した金は競艇などの遊興費に使っていたという。」
「ネットの競艇や車の修理に使った…」豊橋商工信用組合の22歳元男性職員 顧客の金1億1000万円を着服(CBC)
「11月29日に顧客から問い合わせがあって発覚したということで、元職員は「ネットの競艇や車の修理に使った」と話しているということです。」
記事の写真を見ると、本当に小さな建物の支店です。
不祥事件発生のお知らせとお詫びについて(豊橋商工信用組合)(PDFファイル)
実損金額は、 76,638,145 円とのことです。
「① 定期預金の解約金を普通預金へ入金するよう勧誘したが、解約金を普通預金に入金をせず、現金支払いとして着服した。
② 複数の定期預金を1つにまとめるため、定期預金を解約するよう勧誘し、定期預金の解約金の一部現金を着服した。
③ 現金での入金を預かった際に、当日入金をせず、一時的に流用し、後日、他の資金から補填を行った。」