会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ChatGPTに書かせた過去の判例が嘘まみれと発覚。書類提出の弁護士に制裁の可能性(テクノエッジより)

ChatGPTに書かせた過去の判例が嘘まみれと発覚。書類提出の弁護士に制裁の可能性

ニューヨークの法律事務所の弁護士が、ChatGPTを利用して裁判資料を作成、提出したところ、虚偽の判例が含まれていて、裁判所にしかられたという記事。

「先週木曜日に開かれた宣誓供述で、シュワルツ弁護士は今回の件に関連する判例をChatGPTに問い合わせて出力させ、それをそのまま書類に書き写していたと述べ、謝罪しました。ChatGPTを使ったのはこれが初めてのことであり、AIが出力する内容に嘘が含まれる可能性があることには気づかなかったと釈明しました。

いちおう、シュワルツ氏は引用された判例などが間違いではないかを確認もしていました。ただ、それをたずねた相手もChatGPTであり、このAIは、これらの判例は事実かとの問いに「イエス」と返答。シュワルツ氏は、今後はAIが生成した情報を検証することなく使うつもりはないと述べました。

裁判所のP・ケヴィン・カステル判事は、これが「偽の司法判断、偽の引用など」に満ちた法的提出物を提示された「前例のないこと」だと述べ、シュワルツ弁護士に制裁を科す可能性の検討のための公聴会を6月8日に行うと述べています。」

米弁護士、ChatGPTが出力した「存在しない訴訟」を引用(PC Watch)

「米メディアarstechnicaなどの報道によると、レビドー・レビドー・アンド・オーバーマン法律事務所のスティーブン・シュワルツ弁護士が、裁判においてChatGPTを用いて出力した「6つの存在しない訴訟」を引用したとし、問題となっている。」

この記事に掲載されているリンクですが、この弁護士の陳述書のようです。AIに確認したときの記録が添付されています。

https://storage.courtlistener.com/recap/gov.uscourts.nysd.575368/gov.uscourts.nysd.575368.32.1_1.pdf

弁護士がChatGPTを使ったら 「偽の判例」が裁判資料に 米国(朝日)

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