会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

うその輸入申告で3億円超脱税容疑 福井の藤田光学と社長を告発(朝日より)

うその輸入申告で3億円超脱税容疑 福井の藤田光学と社長を告発

藤田光学という福井県鯖江市の眼鏡製造・販売会社とその社長(58歳)が関税法違反と消費税法違反などの疑いで告発されたという記事。

「税関によると、告発容疑は同社が2016年4月~19年3月にかけ、中国などのメーカーから購入した眼鏡や日用雑貨を輸入する際、684回にわたって購入価格を実際より低く偽って税関に申告、関税計約1億3689万円と消費税・地方消費税計約1億8958万円を不正に免れたというもの。

税関は、申告時に提出する虚偽のインボイス(仕入れ明細書)を香港の関連会社に作らせていたとみている。」

消費税については、輸入時に納めるべき消費税は脱税ですが、その分、会社が納める消費税の計算上の仕入税額控除が減るので、差し引き、税金には影響しないのでは。

関税の脱税だけでも悪質ではありますが...

その後、起訴されたそうです。

福井の眼鏡製造業者を起訴 3億2000万円脱税 大阪地検(Yahoo)

「虚偽の輸入申告を繰り返し、関税など計約3億2600万円を免れたとして、大阪地検特捜部は7日、関税法違反などの罪で、眼鏡などの製造販売「藤田光学」(福井県鯖江市)の××××社長(58)を在宅起訴し、法人としての同社を起訴した。」
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事