ジャスダック上場のユニバーサルエンターテインメント(旧・アルゼ)のフィリピン高官への接待・巨額送金問題で、米ネバダ州のカジノ規制当局がUE社経営陣に対する事情聴取を始めるという記事。
「UE社はネバダ州に関連会社があり、大株主で役員の岡田会長も規制当局である同州のゲーミング管理委員会(NGCB)の監督下にある。NGCBは、カジノの許認可権にとどまらず、捜査・逮捕権も持つ機関。UE社や岡田会長らの行為が、国外の公務員に対する贈賄を禁じた海外腐敗行為防止法(FCPA)に触れる疑いがないか、確認に乗り出したと見られる。」
石原宏高議員側に運動員 UE社が3人派遣 公選法違反の可能性も(産経)
英豪系の巨大企業BHPビリトンも、汚職防止法違反の疑いで米当局などの捜査を受けているようです。
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BHP、北京五輪で汚職防止法違反の疑い(WSJ)
BHP denies bribery claims(豪テレグラフ紙)
FCPAなどに関する解説
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海外腐敗行為防止法(FCPA)・英国贈収賄防止法(UK bribery Act 2010)の影響の考察(トーマツ)
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