福島県商工信用組合という信用組合の嘱託職員(70歳)が約5150万円を着服していたという記事。
「同信組によると、女性職員は本部係長。1979年採用で60歳定年後も嘱託で勤務し、90年8月~今年2月の間、本店営業部と桜通支店の客の定期預金解約金などの着服を繰り返していた。
定期預金を更新する際に解約金を着服する手口では、職場から持ち出した定期預金証書の用紙を使って自宅のパソコンで偽造した証書を客に渡してごまかしていた。他にも申込金や貸付金などを着服しており、現在判明した被害者は女性職員の知人で40~80代の客5人だという。」
用紙といえば、一般企業でも、小切手・手形用紙の管理は重要です。そういうのが面倒だということもあって、手形の利用がすたれているのでしょうが...。
これとは別のさらに大きな不正もあったそうです。
「同信組は今年1月、支店長代理の男性職員(当時41歳)が約18年間に客の定期預金などから計約1億1300万円を着服した不祥事を発表しており、女性職員はこの社内調査による自分の不正発覚を恐れて4月に自ら申し出た。着服金は趣味やブランド品、宝くじなどの購入に使っていたという。」
不祥事件の発生について(福島県商工信用組合)
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