会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

問題ある銘柄 洗い出す 米空売りファンド日本参入 リサーチ・ディレクターに聞く(日経より)

問題ある銘柄 洗い出す 米空売りファンド日本参入 リサーチ・ディレクターに聞く

上場会社の不正を調べて空売りで儲ける米グラウカス・リサーチ・グループという会社のリサーチ・ディレクターにインタビューした記事。

「企業の不正を見極めて空売りする米グラウカス・リサーチ・グループが日本市場に参入する。月内にも日本企業を対象にした第1弾のリポートをホームページで公開する予定だ。」

「――日本ではどんな銘柄が対象になるのか。

 数ヶ月前から日本企業の調査を始め、現在3~4銘柄を対象に絞った。時価総額が大きい企業が中心だ。中でも注目する1銘柄は、会計上の減損処理が不十分であることに目をつけた。日本企業のリポートは日本語訳も公開する予定だ。」

時価総額が大きくて、減損処理が不十分ということだと、あの会社でしょうか。

毒をもって毒を制すという感じもしますが、これも粉飾会社をあぶり出すための、一つの手段かもしれません。

ただし、日本の場合、このファンドがあやしい会社をあぶり出しても、当局や監査人が全く動かず、不正がいつまでも疑惑のままで、表に出てこない可能性がありそうです。

当サイトの関連記事(米グラウカスの日本上陸について)

Glaucus Research Group

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