会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

初の司法取引適用の事件、元幹部2人に有罪 東京地裁(朝日より)

初の司法取引適用の事件、元幹部2人に有罪 東京地裁

不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)罪に問われた「三菱日立パワーシステムズ」元幹部2人の刑事裁判で、執行猶予付きの有罪判決が下されたという記事。

「判決によると、2被告は火力発電所の建設資材を現場に持ち込めなくなったトラブルを解決するため、2015年2月、タイ運輸省港湾局幹部に現地通貨で4千万円相当の賄賂を渡した。判決は「渋々、賄賂を提供した経緯は一定程度考慮できるが、贈賄が許される余地はない」とした。」

容疑を認めていない元取締役は、まだ裁判が続いているそうです。

司法取引で、捜査に協力した会社は不起訴となっています。
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