公開草案「企業結合 ― 開示、のれん及び減損」(PDFファイル)
結論の根拠(PDFファイル)
スナップショット(PDFファイル)
(以上、「IASBが取得の報告を改善する提案について公開協議」より)
IASBは、IFRS第3号とIAS第36号を一部改正する公開草案「企業結合 ― 開示、のれん及び減損」を、2024年3月14日に公表しました(→当サイトの関連記事)。
その和訳が、企業会計基準委員会のウェブサイトで公開されました。「結論の根拠」や「スナップショット」という簡単な解説も併せて日本語になっています。
すでに報じられていたと思いますが、のれん償却の再導入案は却下されています。スナップショットでは、そのことについて簡単にふれています。
「結論の背景」でも、「のれんの償却の再導入」について記述があります(BC228~BC251)。
公開草案まで出たので、日本(の一部の人たち)が主張していたのれん償却については、一応決着がついたということになるのでしょう。